生産者氏名 | 西尾 勝治 |
生年月日 | 昭和20年5月7日 |
農園名 | 西尾フォレストファーム |
生産地 | 岐阜県 |
圃場面積 | 現在1.2ha |
従業員数 | 4人 |
栽培内容 | 自然栽培 |
上記栽培内容開始年月日 | 平成12年3月 |
■ 品目 |
原木栽培しいたけ 冬菌:<自然栽培> 夏菌:<施設栽培> |
■ 播種時期 |
3月~4月 →駒菌を原木に打ち付ける |
■ 収穫時期 |
上記の播種期間の一年後の10月 |
■ 農薬の使用は? |
使用していません |
■ 農薬使用回数 |
0回 |
■ 堆肥内容 |
基本的な薬剤(栄養促進薬)などは使用せず、自然の力で育てる。 |
■ 虫の対策 |
ジメジメとした所で生育するので、その心配はない。 |
■ 農産物の栽培においての「こだわり」「苦労」など |
自然栽培は環境に左右される。 近年の地球温暖化の影響はダイレクトに受けている。 だから、自然環境を汚さない。 下流地域の水や田畑を汚さない。 自然に近ければ近いほど、独自の開発はできない。 自然の力を余すことなく発揮させて育てるのが自然栽培である。 毎年、気候の変化はある。 地域がら、しいたけの生産に適している。深く考え過ぎない。 そのなかで、生産性を考慮した環境をその都度模索し、自分で開拓していく。木に寄り添って身をゆだねる事で新たな発見がある。 そんな時間が私には楽しくて仕方がない。 |
■ 農業を始めた理由、農業の魅力など |
空気が澄んだ山の中で、つくられたものが自分の生活に結びつく。 自然とともに、「しいたけ」と「自分」が成長していくのが楽しい。 「しいたけ」が自然成長していく姿は、他の野菜とは違う何かしら、生命の息吹を感じる。義理の息子が、後を継いでくれる。 今までの自分の経験や哲学を教育できるのが楽しみ。 |
■ あなたの農業に対する「理念」もしくは、なぜその栽培内容の農業を志したのか |
林業試験所にいた時代 岸本定吉さんに「山村の地場産業の活性化」に影響を受けた。 |
■ 今後、新たに取組む予定の品目 |
今のところない。 |
■ 圃場の維持することの苦労や気に掛けていること |
NPO法人を通じて、地域の農業と産業を活性化するための活動。 子供の頃から、父親に学び、組合の協力の下で学ぶことができた様々な経験や知識を次世代に継承していくこと。 |
■ 今後の農業の目標 |
やはり、次世代を育てることで、安定供給を目指したい。 Iターンした若者を教育していく。 |